※第32回公演は終了しました。
第56回逗子市文化祭参加
逗子市民劇団なんじゃもんじゃ第32回公演
「煙が目にしみる」
きっとどこかで見守っている。
「人の死というものは、誰か一人のものではありません……」
とある地方都市の斎場。折しも満開の桜の下で、二つの葬儀が営まれていた。地元の高校の野球部監督・野々村浩介と、三年前に東京から移住してきた自由人・北見栄治。二人は幽霊となって家族たちを見守りながら、自らの肉体の最後の時を迎えようとしている。厳格な野々村と軽いノリの北見、正反対の二人だが、「あの世での最初の友達」として徐々に打ち解けていく。
一方、全く面識のなかったはずの二人の家族たちだが、意外な接点があったり、ちょっとした誤解や行き違いからいさかいを起こしたりして、待合室は気まずい空気に満たされつつあった。
そんな中、野々村の老母・桂が「死んだ二人の姿が見える」と言い出した……。
逗子文化プラザ落成二年目のなんじゃもんじゃ公演は、プラチナ・ペーパーズの堤泰之と、今は亡き俳優・鈴置洋孝がタッグを組んで練り上げた、抱腹絶倒の「火葬場」コメディ。演出は、なんじゃもんじゃの「顔」ともいうべき石井昭子が満を持しての初挑戦。
詳細情報 | |
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公演名 | 煙が目にしみる |
公演日時 |
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会場 | 逗子文化プラザ なぎさホール |
クレジット | |
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作 | 堤 泰之(論創社刊) |
演出 | 石井昭子 |
キャスト |
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スタッフ |
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