※第31回公演は終了しました。
第55回逗子市文化祭参加
逗子市民劇団なんじゃもんじゃ第31回公演
待望の新ホール初公演!!
「花よりタンゴ」
銀座の焼跡に、タンゴが鳴る。
ステップ軽く踏むとき、世界がはじまる。
戦後間もない昭和22年9月の東京・銀座。没落斜陽の元男爵家の四姉妹が開いた小さなダンスホールは、お上品な経営方針が災いしてか、客足はジリ貧、もう3ヵ月分も家賃をため込んでいる。そんなある日、突然乗り込んで来たガラの悪い闇成金は、なんと元男爵家の使用人・金太郎。だが彼は、そのホールを買い取ってアメリカ兵向けのお土産店に改装しようと目論んでいた。終戦を挟んで立場が逆転した四姉妹と彼との間に、互いの人生を賭けた大勝負が始まったのだが……。
“昭和”という時代のひたむきさ、がむしゃらさを、懐かしのヒットナンバーに乗せてお届けする、楽しくてちょっぴり哀しい井上ひさしの戯曲『花よりタンゴ』。いたわりあう人間の美しさと、庶民の持つ底知れぬバイタリティを描くと同時に、あの戦争のムードに流されてしまった庶民自身の責任をもやわらかく問いかけてくる名作である。
逗子文化プラザホール落成後初のなんじゃもんじゃ公演は、平成9年に上演し、好評を博した舞台の再演――ではあるが、当時はまだ参加していなかった強力スタッフ・キャストを多数取り揃えての再挑戦。演出を手がけるきくちえつこは、キャストも兼務して気合いを見せる。
詳細情報 | |
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公演名 | 花よりタンゴ |
公演日時 |
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会場 | 逗子文化プラザ なぎさホール |
クレジット | |
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作 | 井上ひさし |
演出 | きくちえつこ |
キャスト |
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スタッフ |
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