※第30回公演は終了しました。
第54回逗子市文化祭参加
逗子市民劇団なんじゃもんじゃ第30回公演
「頭痛肩こり樋口一葉」
世間といふ名の網は、電子網(いんたーねっと)より複雑な様でござゐます。
新五千円札の顔となったことでも名高い、明治の天才女流作家・樋口一葉(夏子)。彼女の家は貧しかった。愚痴の多い母・多喜と、針仕事に精を出す妹・邦子、女三人残されて、売り食い、内職、借金地獄。そんな樋口家を、毎年お盆に訪ねてくる女たちがいた。元旗本の姫君で、多喜を乳母として育った稲葉鑛(こう)、夏子の幼なじみで天涯孤独の中野八重、そして記憶喪失の幽霊・花蛍(はなぼたる)。しかしどうやらこの幽霊、夏子以外の者には見えないらしい。あの世とこの世をつなぐお盆の風物に彩られながら、明治という時代の因縁の糸の中で、一葉をめぐる女たちの人生が複雑に絡み合う……。
八年前に挑戦した井上ひさしの名作に、なんじゃもんじゃが再び挑む!
キャスト、スタッフともに当時と全面的に入れ替え、満を持しての再演です。演出には、三年前のオリジナル作品『想い出してウクレレ』の鈴木七渡が久々の復活。スタッフ陣も、毎年高い評価を受けているベストメンバー。
詳細情報 | |
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公演名 | 頭痛肩こり樋口一葉 |
公演日時 |
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会場 | 逗子市図書館ホール |
クレジット | |
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作 | 井上ひさし |
演出 | 鈴木七渡 |
キャスト |
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スタッフ |
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